飲食店向け情報 一覧

  • 飲食店閉店のお知らせ方法と告知のタイミングはいつ?
     どんなに繁盛しているお店でも、経済面や健康面、立ち退きなどのさまざまな理由から、いつかはおわりのときがやってきます。店舗の後片付けや各方面の届け出など、オーナーがやるべきことはたくさん。大切なお店を閉める寂しさをこらえながら、閉店作業をこなすのは精神的にも大変ですよね。  そんな中で、後回しになりがちなのが、お客さまや関係者の方々へ閉店のお知らせをすること。お世話になった方々への連絡もなしに、突然シャッターを下ろすわけにはいきません。閉店日が決まった段階で、あらゆる媒体を使って告知しておく必要があります。 「シャッターに貼り紙」だけでは不誠実?  お気に入りのお店に訪れたら、閉ざされたシャッターに一枚、「閉店」の貼り紙が。肩を落とし、ほかのお店を探す…そんな経験はありませんか?  贔屓にしていたお店が何のお知らせもなしに無くなってしまうのは、お客さまにとってショックなこと。「どうして前もって教えてくれなかったの?」「知っていれば、最後にもう一度食べに行ったのに」と、悲しい気持ちになる方もいるでしょう。  きちんと閉店の旨を伝えることは、お客さまや、お店づくりに関わってくれた人への礼儀です。前触れもなくお店を閉め、シャッターに貼り紙をして済ませるのは誠実とはいえません。  では、閉店のお知らせにはどのような方法があり、どのタイミングで告知すればよいのでしょうか。   閉店日の1~2ヶ月前から告知をはじめよう  閉店日が決まったら、後述の手段で速やかにお知らせしましょう。タイミングは、閉店の1~2ヶ月前です。  「あの料理をもう一度食べたい」、「オーナーにひとこと、あいさつがしたい」。そう思ってくださるお客さまのためにも、告知から閉店までには余裕をもたせましょう。 「店を売りたい!」 「事業譲渡を考えてる」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< ①告知の方法 ①ホームページ  お店のホームページがある場合は、「インフォメーション」のようなクリックして見るページではなく、トップページに閉店のお知らせを掲載しましょう。たくさんの人の目に触れやすくなります。  また、閉店後はすぐにホームページを閉鎖せず、しばらく残しておくことも忘れずに。久しぶりに訪れる予定だったお客さまや、歓送迎会シーズンだけ利用していたお客さまにも、もれなく知らせることができます。 ②ブログやSNS  ブログでお知らせする場合は、普段のようなタイトルではなく、「【重要】閉店のお知らせ」など、目にとまりやすいタイトルにしましょう。  InstagramやFacebookのアカウントは、ホームページと同様に、しばらく残しておきましょう。最後の営業日には、店内の様子やスタッフの集合写真などを投稿して、明るく締めくくるのがいいですね。 ③はがきやメール  遠方のお客様に閉店を知らせるには、はがきも有効です。メルマガ会員のお客さまには、個別メールでお知らせするのもよいでしょう。  はがきの場合、基本的な文面はプリントしても問題ありません。しかし、一人ひとりに一言、手書きのメッセージを添えると喜ばれます。はがきはお店が無くなっても、お客さまの手元に思い出として残るもの。特に贔屓にしてくれた常連さんには、手紙を送るのもいいですね。 ④手渡し  店頭で、お客さまに閉店のお知らせを手渡しする方法もあります。はがきサイズほどの小さな案内を作り、会計時にひとこと添えてお渡ししましょう。足を運んでくれた一人ひとりに、オーナー自らの声で感謝を伝えることができます。   ②閉店のお知らせで書くべきことは?  どの方法でお知らせするにしても、決まった形式はありません。  「(店名)は、〇〇年〇月〇日をもちまして、閉店いたします」「〇〇年間営業を続けてまいりましたが…」といった閉店の事実や、お客さまをはじめとする関係者への感謝の言葉は、最低限盛り込みましょう。  閉店の理由を必ず明かす必要はありませんが、特にお世話になった方には個別にお知らせしてもよいでしょう。健康上の理由で閉店する場合は、お客さまを驚かせてしまうため、詳しい病名や病状には触れなくても大丈夫です。  大切なのは、あまり堅苦しくせずに、オーナーの人柄が感じられるような文面にすること。最後まで「このお店らしいな」と思ってもらえる、よい締めくくりにできるといいですね。 「店を完全には手放したくない…」 「M&Aに興味がある」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 悩んだら、まずは開店ポータルBizに無料相談しよう  取引先、お店づくりに協力してくれた友人や知人、そしてお客さま。お店は、たくさんの人の支えがあって成り立っています。そのお店を閉めるにあたって、オーナーは、改めてお世話になった方々へ感謝を伝えなければなりません。 ★関連記事★ 飲食店閉店時の基礎知識 事前に知っておくべき手続きや届出とは ★関連記事★ 読めば完璧!飲食店の閉店方法、やるべきこと、手続き、サポートについてまとめてみた  いつかまたお店を開くことがあれば、顔なじみになったお客さまが会いに来てくれることもあるでしょう。取引していた業者とも、またお付き合いをするかもしれません。だからこそ、時間と気持ちに余裕をもって閉店告知をし、きれいな形でお店の歴史に幕を引くことが大切です。  開店ポータルBizでは、「賃料適正化サービス」のほか、「店舗売却・事業譲渡・業態転換・業務委託」に関するご相談を無料で承っています。本記事で取り上げたサービスについて、専門のコンシェルジュが詳しくお伝えいたします。下記のフォームからお気軽にご連絡ください。  
    開店ポータル編集部
    2019/01/26
  • 飲食店閉店の決断!「再建に向けた閉店」に必要な2つの要素とは
     帝国データバンクの調査によれば、2017年の企業倒産件数は8376件。売上の低下や人手不足などが原因となり、飲食店の倒産件数は707件と過去最多を記録しています。  さらに、後継者不足や経営者の高齢化により、倒産ではなくても、廃業を選択しなければならない企業が倒産件数を上回っているのが現状です。  本記事では、再建への第一歩となる閉店を決断するさいに必要な2つの要素をお伝えします。 近年増えつつある閉店の理由  閉店の理由はいろいろですが、もっとも多い販売不振について、「赤字が1年以上続いている」や「人件費がなく人を雇えず運営できない」、「光熱費、家賃が払えない」などがあります。  また、「高齢のため経営を維持できない」、「病気になった」、「介護が必要になった」…など、経営状況とは別の個人的な事情が閉店の原因となることもあります。  さらに、人手不足の影響から、アルバイトを確保するために時給を上げざるを得なくなり、売上は上がっているにもかかわらず、減益となり倒産する…というケースも。いま、飲食業界のみならず、建設業などでもこの人手不足による倒産の増加が懸念されています。 閉店の決断は難しい?  販売不振による閉店について考えてみましょう。  例えば、飲食店の開業には、工事費用やテナント賃貸料など多額の費用がかかります。銀行などから借入がある場合、売上が落ちているからといって簡単には閉店できません。もう少し改善すれば利益が出るのではないか、まだ続けられるのではないかと考えてしまい、赤字に転落しているにもかかわらず、限界まで続けてしまいがちです。そして、破産、倒産してしまうケースも多いです。  経費削減や集客方法などの改善によって、売上が伸びた場合はよいですが、地域の人口減少など、経営努力ではどうにもならない部分もあるでしょう。  実際に閉店を決断した人は何を基準に閉店を決めたのでしょうか。閉店の決断に必要なことはあるのでしょうか。 見逃してはいけない「閉店のサイン」  閉店には資金が必要です。そしてもちろん、閉店した後も人生は続きます。ある程度余裕を持って閉店することが、これから先の人生を豊かにすることは言うまでもありません。限界まで営業を続け、基本的に飲食店の資金がまわらなくなると閉店せざるを得なくなります。  ここで必要なのが、限界まで頑張らず資金が底をつく前に閉店する決断をすること。  たとえば、飲食店における具体的な閉店のサインは次の3つです。 ①来店客がゼロの日が多い ②人気料理の注文が減っている ③他店とくらべて繁盛していない  来店客がゼロであっても、人件費や家賃などの固定費は発生します。客が減っているにもかかわらず、不景気だから仕方がないとそのまま営業を続けても、いずれ赤字に転落するでしょう。  また、以前は人気があった料理の注文が減っている場合、客のニーズが変化していることが考えられます。客層や近隣の同じ業態の店を調査し、どのようなメニューが今求められているのか知ることが大切です。  来店客が減少している原因には、まず、地域の人口減少なども考えられます。しかし、近隣の店舗は繁盛しているのであれば、店自体に問題があります。メニューの見直し、珈琲の無料サービスなど集客に繋がりそうな対策をとらなければなりません。  このほか、閉店する店の共通点として、店内や厨房内、トイレなどの清掃が行き届いていないことがあります。店の中をよく見て、掃除ができているか、客の目線に立って確認しましょう。    これらを全て改善したにもかかわらず、売上が伸びないのであればそれは、閉店のサインです。思い切った選択をしましょう。 飲食店事業譲渡での注意点 目的・条件・マイナス面・業者について 閉店に必要な資金を把握しよう  閉店時には大きく分けて原状回復費と家費、この2つの費用が必要になります。 ■原状回復費  まず、原状回復とは、閉店のため物件から退去するさいに、契約時に決められた状態に戻すことです。入居する前の状態に戻すケースとスケルトンにするケースがあります。居抜き物件として借りた場合でも、契約内容によっては退去時にスケルトンにしなければならないこともあるため、賃貸借契約書の引き渡し条件を確認しましょう。  原状回復費の相場は、坪数と坪単価によって異なります。一般的な目安としては、10坪から50坪であれば、1坪あたりの単価が1万円から2万円くらいです。  例えば、20坪で、1坪あたりの単価が1万円であれば、20万円の原状回復費が必要になります。原状回復費はインターネットなどで無料で見積もりをとることができます。複数の業者に見積もりを依頼して金額を把握しておきましょう。   ■家賃  また、閉店までの間、営業をしていなくても家賃は発生します。物件契約は一般的に解約予告期間が定められています。家主に閉店を伝えても、すぐに退去できるとは限りません。家賃30万円で、3カ月間かかった場合、90万円の家賃が発生します。  家賃に加えて、厨房機器などをリース契約している場合は、リース代や違約金などが発生することもあります。閉店に必要な資金を算出し、確保しましょう。 「お店を高く売るにはどうしたらいい?」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 再建に向けて動き出すなら、開店ポータルBizに無料相談しよう  従業員がいる場合は、30日前までに解雇予告をする必要があります。このほか、保健所、警察署、消防署、税務署、公共料金等の所定の手続きが必要です。いずれにしても、すぐには閉店できません。さらに、開店のさいに融資を受けている場合は、融資先の金融機関に閉店することを伝えておきましょう。 飲食店閉店時の基礎知識 事前に知っておくべき手続きや届出とは  閉店をするにしても、再起不能な倒産による閉店ではなく、もう一度再建できる力を蓄えた閉店がベストです。再建に向けた閉店に必要な要素は、閉店のサインを見逃さないことと、閉店に必要な資金を準備することです。新たなビジネスをはじめるためにも、最善のタイミングで余力のある閉店を選択しましょう。  開店ポータルBizでは、「店舗売却・事業譲渡・業態転換・業務委託」に関するご相談を無料で承っています。閉店費用にお悩みの方、大切なお店を継ぐ後継者が見つからなくてお困りの方は、下記のフォームからお気軽にご連絡ください。
    開店ポータル編集部
    2019/01/26
  • スタッフのやる気を損なわず人件費を抑える3つの方法
      飲食店経営において、人件費は売上の30%に抑えたほうがよいと言われています。「頑張っているスタッフの時給を上げたいけれど、経営者として人件費は抑えたい。」このジレンマに陥っている経営者も多いのではないでしょうか。  人件費削減し、スタッフのやる気も高める方法を3つ紹介します。 1.シフトを見直す  人件費を抑えるための1つ目の方法は、シフトを見直すことです。シフトは人件費に直結します。とは言っても、人件費を削減するために、ただやみくもに人を減らすと、サービスの低下に繋がります。何人のスタッフが何時から何時まで働くのか、過去の売上データを参考にシフトを組みましょう。  まず、過去の売上を確認し、売上の予測を立てます。次に、予測した売上に対して、スタッフの労働時間を考えていきます。このとき、指標となるのが「人時売上高」です。  これは、スタッフが1時間働いたとき、いくら売上を上げることができるのかを考えるものです。人時売上高は、店舗によって差がありますが、大体3,000円~4,000円とされています。参考までに計算式は以下の通りです。 店舗の売上高÷店舗の総労働時間=人時売上高 ※総労働時間は、アルバイトだけでなく、店長や正社員すべてのスタッフを含む。  この公式に当てはめると、1日の店舗の売上高を10万円、人時売上高を4,000円と設定した場合、総労働時間を求める計算式は次のようになります。 10万円 ÷25時間=4,000円  よって、総労働時間を25時間以内に押さえれば、4,000円の人時売上高を達成できます。  「明日はイベントがあるから客が増えるかも、シフトの人数をできるかぎり増やそう」という曖昧なシフトの組み方ではなく、「明日の予想売上高は20万円、5人のシフトを10人に調節しよう」と人時売上高を意識したシフトを作成します。  人件費の予算や実績などから人時売上高を自動で算出し、手間のかかるシフト作成を助けてくれるシステムを活用すれば、より効果的に人件費を削減できるでしょう。 2.トレーニングによって生産性を上げる  例えば、時給900円でスタッフが10人、5時間働くとすると、45,000円の人件費が発生します。一方、時給1,000円でスタッフが9人、5時間働いても人件費は同じ45,000円です。スタッフが1人減ることで、同じ人件費であるにもかかわらず、スタッフの時給を上げることが可能です。さらに、もう1人減らすと5,000円の節約になります。  しかしながら、人が減ることにより、これまでのようなサービスが提供できない恐れも出てきます。  もし、トレーニングによって1人あたりの生産性が上がれば、全体の時給も上がり、人が少なくてもサービスが提供できる状態が保てます。  生産性を上げるためには、作業効率を上げることが重要です。ポイントは無駄な動きを減らす心がけです。  例えば、客に呼ばれて席まで行くと、「水がほしい」と言われたとします。そうなると、水を取りに水のある場所まで行き、客のテーブルまで運ぶ必要があります。客に呼ばれる前に水を注いでおくと、待たせることもなく、動きも最小限で済みます。来店客に呼ばれる前に動くことで無駄な動きを減らせるケースは多いものです。  無駄に動いて、必要以上に労力を使うことのないように、わかりやすいマニュアルを作り、ときどき見直しましょう。 3.システムで自動化する  作業効率を上げるために取り入れたいのがオーダーエントリーシステムやセルフオーダーシステム、券売機の導入です。 ================ ■システムを使用しない注文スタイル ホールスタッフ→お客様→ホールスタッフ→厨房 ■オーダーエントリーシステムの場合 ホールスタッフ→お客様    ↓データ転送     厨房 ■セルフオーダーシステムの場合 お客様→厨房 ================ ■オーダーエントリーシステム  オーダーエントリーシステムは、注文を聞いたホールスタッフが端末にメニューを入力すると、そのデータが厨房に届くシステムです。厨房まで注文内容を伝えに行く必要がないため、作業効率が上がります。 ■セルフオーダーシステム  セルフオーダーシステムは、テーブルに配置し、お客様自身が注文をするシステムのことです。注文は、そのまま厨房に転送されるため時間に無駄がなく、ホールスタッフの負担も減らせます。料理を運ぶスタッフは必要ですが、注文を聞く作業と注文内容を厨房に伝えるという作業がなく、スタッフの数を減らしてもサービスの質を保てます。  また、セルフオーダーシステムのなかには英語や中国語など多言語対応のタイプもあります。 ■券売機  セルフオーダーシステムの場合、支払いはレジで行いますが、券売機であれば1台で注文から支払いまでが完了します。タッチパネル式の券売機であれば、多言語やクレジット決済に対応しているものもあり、外国人観光客も安心して注文ができます。 「予算にあったものを選びたい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 店舗経営のお悩みは、開店ポータルBizが解決します!  システムの導入やマニュアルなどで無理なく生産性が上がれば、1時間あたりに必要な人数も削減できます。また、スタッフにとっては、システムによって仕事が効率化されるため、人数が減ったとしてもより働きやすい環境となるでしょう。  人件費削減のために、ただ人を減らすのではなく、システムやマニュアルを作成し働きやすい環境作りを心がけましょう。  開店ポータルBizは、店舗経営のお悩み・課題の解決を徹底サポートしております。集客・売上UP・コスト削減にお悩みの方は、お気軽にご連絡ください。お店にとって、最適な方法をご提案いたします。 ※ご相談費用はいただいておりません
    開店ポータル編集部
    2019/01/17
  • 外国人観光客と親しくなれる!飲食店の「簡単接客法」
     日本を訪れた外国人観光客の数は、2018年1月から10月まででおよそ2,600万人。そのうちの多くが、中国、韓国、台湾からの観光客です(JTP総合研究所の調査より)。  今後、さらに増えることが予想される外国人観光客。飲食店を経営している人のなかには、「外国人観光客は苦手」「どう接してよいかわからないし、こわい」と感じている人もいるかもしれませんね。  今回は、外国人観光客が店に来たとき、どのように対応するとよいのか、簡単な接客方法を紹介します。 外国人観光客が日本の飲食店に求めること  飲食店向け接客英会話レッスンを提供している「株式会社華ひらく」が浅草と上野で外国人観光客を対象に、日本の飲食店のサービスについて調査したところ、約73%の外国人観光客は、日本のサービスについて母国のサービスより質が高いと感じていることがわかりました。  また、この調査により、日本の飲食店店員に「おすすめ料理を提案してもらいたい」と感じていることや、約半数の外国人が「日本の飲食店の英語力について、十分とはいえないが、注文は問題がない」と感じていることも明らかになりました。 今すぐはじめられる簡単接客法3選!  外国人観光客が店を訪れたさい、慌てないようにするためにも、ある程度の準備をしておきたいものです。  では、どのような準備が必要なのでしょうか。最低限抑えておきたいポイントを3つ紹介します。 1理解できる日本語を知る 2.メニューは英語・中国語・韓国語に対応させる 3.多言語対応の翻訳システムを導入する   1.理解できる日本語を知る  「日本語を使ってもよいの?そもそも通じるの?」と不思議に感じる人もいるかもしれません。日本人が海外旅行をするさい、ある程度困らないように訪れる国の言葉を調べるように、外国人観光客もよく使う日本語のフレーズを調べて、来日しています。  まずは、外国人観光客が理解できるような「日本語」を話し、ジェスチャーなども織り交ぜて、意思疎通を図りましょう。外国人観光客は、日本人とのコミュニケーションを求めています。片言の英語でも日本語でも、コミュニケーションをとることができれば満足度は高まります。 外国人観光客が理解できる日本語フレーズ例  外国人観光客が理解できる日本語については、「外国人観光客が知っておくべき10の日本語」としてYouTube「Gaijin Tips Japan」にて紹介されています。 ①ありがとう ②すみません ③わかりません ④いくら? ⑤どこ? ⑥これ ⑦ごちそうさま ⑧こんにちは ⑨ください ⑩トイレはどこですか?    上記を参考に、ジェスチャーを折り混ぜながら、積極的に話しかけてみましょう。   2.メニューは英語・中国語・韓国語に対応させる  店員との世間話など、会話については言葉の壁により伝わらないことがあっても問題はありません。ただし、メニューに関しては、理解したうえで選びたいと考えています。使用している食材や調理法は英語、中国語、韓国語などで表記しておくと親切です。  また、メニュー表には注文をしやすいように番号をふりましょう。メニュー名をそのままローマ字や直訳してもイメージがわかないもの「きつねうどん」「ざるそば」などは、写真を使い、食材や調理法を簡単に記載するとよいでしょう。  ほかにも「刺身にはしょうゆをつける」など、外国人観光客にはなじみのない食べ方もあります。テーブルに並んだ調味料をどのように使うとよいかわからず、適当に使った結果、美味しくないと感じてしまう人も少なからずいるようです。調味料の使い方や食べ方についても、各国の言葉で説明したものを用意しておきましょう。  さらに、おすすめの品を紹介してほしいと思っている人が多いので、人気メニューにシールを貼る、ランキング表を作るなど、工夫することも大切で。   3.多言語に対応したシステムを導入する  片言の日本語や英語を通して、簡単なコミュニケーションはとれても、一歩踏み込んだ会話はできません。  支払いの仕方や調理方法の説明を詳しく求められたときのほか、ベジタリアンや宗教上の問題で食べられるものが決まっている人への対応などが必要なこともあります。そのようなときには、ポケトークやIUなど多言語に対応した自動翻訳機があると安心です。  ポケトークは、74言語に対応している自動翻訳機で、小型の本体に向かって話すだけで、指定した言語に翻訳されて再生される機械です。使いやすさから音声翻訳機のシェアは97.5%(2018年10月株式会社BCM調べ)。日経トレンディの2018ヒット商品ベスト30にも選ばれています。  IUは、本体とスマートフォンを接続して使用するタイプの自動翻訳機です。20言語に対応し、軽量で小型なので置き場所に困りません。   簡単接客法で「おもてなし」を  メニュー表を工夫したり、自動翻訳機などを活用すれば、言葉が通じないという不安を解消できます。外国人観光客は、飲食店でスタッフとのふれあいを通して、日本を感じたいと思っています。外国人観光客が入店したら、まず、話しかけてみてください。英語、中国語、韓国語が上手く話せなくても、それほど問題はないことがわかるはずですよ。  
    開店ポータル編集部
    2019/01/15
  • 飲食店の広告 新聞テレビ雑誌ノベルティ…それぞれのメリットデメリット
     広告媒体には複数の種類があり、コストがかからないものや簡単に始められるものなど特徴もさまざまです。  本記事では、飲食店や理美容店に効果的な8つの広告媒体と、そのメリットやデメリットについてご説明します。これから利用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 主に使われている8つの媒体  店舗で利用されている主な広告媒体は8つです。  ターゲットや予算など、店舗によっておすすめの広告媒体は異なります。   1.新聞 2.雑誌 3.テレビ 4.ラジオ 5.屋外広告 6.ダイレクトメール 7.インターネット広告 8.ノベルティグッズ  それぞれにどのようなメリットとデメリットがあるのか見てみましょう。 1.新聞 ■メリット  毎日発行されるため、タイムリーな情報を発信できます。さらに、地域を限定できるので、ターゲット層のみに効率的なアピールが可能。  情報の信頼性が高く、見てもらえれば来店に繋がることも期待できます。掲載費用も比較的安価なため、導入しやすい媒体です。 □デメリット  翌日には新しい号が出てしまい、古くなったものは見返されることがほとんどありません。そのため一度きりの掲載では見落としがあったりと効果が出にくい可能性も。  紙質を指定できないため、画質が悪く、読者の視覚に訴えるのは難しいでしょう。 2.雑誌 ■メリット  週刊誌や月刊誌であれば、新聞よりは持続的に情報を見てもらえます。費用も比較的安く、雑誌の種類で年齢層や地域を絞ることも可能。多くの情報を一度で伝えられるので、内容の濃いものを届けられます。  雑誌によってはカラーページに乗せられるため、読者の視覚に訴えることができます。 □デメリット  多くの情報が掲載されているため、目を引くものでないと見過ごされてしまうかもしれません。 3.テレビ ■メリット  テレビは拡散力が高く多くの人が見ているので、一度で広範囲に情報を届けられます。信用性も高いため、来店に繋がる効果も期待できます。  また、視聴覚に訴求することで記憶に残りやすい効果があります。 □デメリット  ほかの媒体に比べて費用が高くつきます。ある程度の資金力がないと利用するのは難しいかもしれません。また、細かなターゲットの選択ができません。 3.ラジオ ■メリット  放送エリアで地域を限定し、時間帯や番組内容である程度ターゲット層を絞って情報を届けることができます。比較的費用が安く済むため、テレビよりも手軽に導入できます。 □デメリット  聴覚のみに訴求するため、視覚に訴える媒体に比べると記憶に残りにくいです。  「ながら聴き」をするケースが多いため、聞き流されて一時的な情報となってしまう可能性があります。 5.屋外広告 ■メリット  設置場所で地域を限定でき、広告サイズも範囲内で自由に決められます。街中に景観の一部としてあるため、自然と視界に入れることが可能です。人通りの多い場所であれば、多くの人に繰り返し見てもらえます。 □デメリット  一度設置してしまうと頻繁な修正や急な変更に対応できません。表現や内容をよく考えて、時間が経っても変えなくて良いものにする必要があります。 6.ダイレクトメール(DM) ■メリット  発送相手を選択できるため、ターゲット層やリピーターなどにピンポイントでアピールできます。手元に届くので見てもらえる確率も高く、来店に繋がる効果が期待できます。 □デメリット  ダイレクトメールを送る顧客リストの作成や発送の手間がかかるため、頻繁におこなうのは難しいかもしれません。 7.インターネット広告 ■メリット  画像や動画、音楽などを使用できるため、表現方法が多様です。  即座に情報の更新がおこなえるため、リアルタイムでの発信や変更にも対応可能。閲覧数などから広告効果を確認することができます。 デメリット  SEO対策なども考慮すると費用が高くついてしまいます。さまざまなデバイスからアクセスがあるため、ターゲット層に情報が届いているかの測定は難しいです。  また、インターネット利用の少ない世代へのアプローチには向いていません。 8.ノベルティグッズ ■メリット  グッズのクオリティ次第では注目を集め、口コミとなって広まる効果が期待できます。店舗のファンやリピーターづくりにも繋がります。消耗品でなければ一定期間使用してもらえるので、長期的な宣伝が可能です。 □デメリット  物にもよりますが、製作にかかる費用が大きな懸念点となります。そのうえ数に限りがあるため、一定数にしか配布できません。他媒体と比較すると宣伝範囲は狭くなってしまいます。 店舗にあった広告媒体を選ぼう  どの広告媒体にもメリットとデメリットがあります。まずはそれぞれの特徴をしっかりと把握することが大切です。費用はどれくらいかかるのか、導入にどれだけ手間がかかるのか、店舗のコンセプトにあった宣伝ができるのか。  広告内容や期間、予算、ターゲット層などを考慮したうえで、店舗にあったものを選びましょう。  
    開店ポータル編集部
    2019/01/13
  • オーナー・キッチン担当が知っておきたい包丁の種類と基礎知識
     料理人の命とも言える調理道具といえば、包丁。一口に言ってもその種類はさまざまで、大きさや形、切るのに適した食材や用途などが一つひとつ異なります。  それぞれにあった包丁を使うことは、調理がしやすくするだけでなく、素材の味にも影響します。ですが、最適の包丁を選びたくても飲食業界に入りたてで、「種類が多くてどれが良いのかわからない…」とお悩みの方もいるでしょう。そんな方のために、本記事では知っておくと役に立つ包丁の種類についてご説明します。 包丁は、大きく2種類に分けられる  包丁は、大きく分けると「和包丁」と「洋包丁」の2種類があります。 和包丁  「和」の字の通り、日本刀がルーツといわれている日本発祥の包丁です。昔から使われており、約1250年前のものが最古だとされています。  見た目の特徴としては、刃先の片側にだけ刃がついている片刃であること。なかには両刃のものもありますが、基本的には片刃となっています。  主に魚や野菜などの調理に適しているものが多く、和食をつくるさいによく使われます。片刃のため包丁に食材がつきにくく、きざむ動作がしやすいです。また、切断面をきれいに仕上げられます。 洋包丁  一方で洋包丁は、明治時代頃に西洋から伝わってきた包丁です。洋食が日本に伝わり、肉を切り分けるために使用されるようになったといわれています。  そのため、当時は切ることに特化したものが主でしたが、現在は進化して食材をきざんだり剥いたりするのにも対応しています。幅広い場面で使えるため、一般家庭でポピュラーに使われているのも、洋包丁です。和包丁と違って、刃先の両側に刃がついている両刃なのが特徴となっています。 「店舗経営について相談したい…」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< よく使われている16本の包丁  飲食店で使われる機会の多い16本の包丁についてご説明します。 1.三徳包丁(さんとくぼうちょう) 2.牛刀(ぎゅうとう) 3.ペティナイフ 4.出刃包丁(でばぼうちょう) 5.中華包丁(ちゅうかぼうちょう) 6.寿司切包丁(すしきりぼうちょう) 7.菜切包丁(なきりぼうちょう) 8.麺切包丁(めんきりぼうちょう) 9.冷凍包丁(れいとうぼうちょう) 10.パン切包丁(ぱんきりぼうちょう) 11.サーモンナイフ 12.骨スキ包丁(ほねすきほうちょう) 13.筋引包丁(すじびきほうちょう) 14.刺身包丁(さしみぼうちょう) 15.フグ引き包丁(ふぐひきほうちょう) 16.鰻裂き包丁(うなぎさきほうちょう)  一つずつ見ていきましょう。 1.三徳包丁  三徳包丁は、肉も野菜も魚も切れることから「三徳」と名づけられました。さまざまな用途に利用できることや、和洋両方の文化を取り入れてつくられたため、「万能包丁」や「文化包丁」と呼ばれることもあります。  一般家庭でもよく使われているスタンダードなもので、初心者でも扱いやすくなっています。使い勝手がよく、一本あるととても便利。まず買うなら三徳包丁がおすすめです。   2.牛刀  洋包丁として、肉を切るために使われはじめたのが、牛刀です。名前から肉専用だと思われがちですが、野菜や魚などを調理するのにも利用できます。三徳包丁と並んでマルチに使えて万能。シェフナイフとも呼ばれます。  刃先が鋭くなっているため、肉の塊など少し固めの食材や大きなものを切るのに適した一本です。 3.ペティナイフ  ペティはフランス語で「小さい」という意味。その名前の通り、刃渡り10㎝から15㎝ほどの小さい包丁です。小型版の牛刀とイメージするとわかりやすいかもしれません。  野菜や果物の皮むきや種とりのとき、小さな魚をさばくとき、つけあわせや装飾用に食材切りたいときなど、細かい作業にぴったりです。サイズが小さくて女性でも扱いやすいため、家庭用に使われることもあります。 4.出刃包丁  出刃包丁は、主に魚をさばくときに使う包丁です。刃が太く重みがあるため、頭を落としたり甲殻類の殻を割ったりするのに役立ちます。ウロコや骨の処理、おろしなど一本で一通り済ませることができるので、魚を扱う飲食店にぴったりです。ただし、調理法や魚によっては、それ専用の包丁を使う必要があります。  基本的には魚の調理に使いますが、肉を切るときに使われることもあります。 5.中華包丁  中国がルーツの中華包丁は、幅広く四角い刃が特徴です。包丁自体の重みを活かして食材を切れるため、甲殻類の殻を割ったり骨を叩き切るのに便利です。  また、切るだけでなく刃を寝かせて使えば、食材を叩いたり潰すのにも役立つ優れもの。最初は扱いにくさを感じるかもしれませんが、慣れればさまざまな使い方ができます。 6.寿司切包丁 土佐打刃物屋HP:https://www.utihamono.com/houcho/img/sushi-bnr2.jpg  巻き寿司や押し寿司を切るときに大活躍なのが、寿司切包丁です。寿司を切るのに特化した包丁で、丸みのある薄い刃が特徴。シャリや具材を潰すことなくきれいに切れるよう工夫された形となっています。  押し切るようなイメージで、勢いをつけて切るのがポイントです。その際に水で刃を湿らせておくと、よりきれいな断面に仕上げられます。 7.菜切包丁  菜切包丁は、主に野菜を切るときに使われます。刃が薄いため、千切りや桂剥きをするのにぴったり。また、刃の面積が広いので、白菜やキャベツなど厚みのある野菜を切るのにも適しています。先端がとがっていないのも、菜切包丁の特徴です。  あくまでも野菜を切る用の包丁のため、肉や魚を切るのには不向きです。あわせて、細かい作業にも適していません。 8.麺切包丁  独特なフォルムの麺切り包丁は、そばやうどんなどの麺を切るのに必要な包丁です。切るときのポイントは、ずっしりとした重みを活かして押し出すように切ること。一度で切りきれるように、刃渡りが長めになっています。  持ち手は、木製のものやロープ巻きのもの、鮫肌巻きのものがあります。それぞれ肌触りの良さや滑りにくさが異なるので、自分が使いやすいものを選びましょう。 9.冷凍包丁 ほんまもん本店 HP:http://www.honmamon.jp/  冷凍包丁は、冷凍食品や半解凍食品を切るための包丁です。カチコチに凍った食品は、通常の包丁では切りにくく、欠けたり傷んでしまう可能性があります。そのため、無理をせず専用の包丁を使うのがおすすめです。刃先は細かくギザギザとした形になっており、あまり力を入れなくてもスムーズに切れます。  飲食店では冷凍食品を扱う機会が多いはずなので、一本持っておくととても便利です。 10.パン切包丁  パン専用に作られた包丁がパン切包丁で、「ブレッドナイフ」と呼ばれることもあります。波状のギザギザとしたかたちの刃が特徴です。ふわふわの柔らかいパンから固いハード系のパンまで、形を崩さずきれいに切ることができます。パンを扱うお店には欠かせません。  パン以外にも、カステラやスポンジなどのやわらかいものを切りたいときにも重宝します。 11.サーモンナイフ  サーモンの調理専用の包丁です。刃の表面に溝がある珍しい見た目が特徴となっており、これによって切ったサーモンが刃にくっつきにくくなります。また、刃が薄いためしなりやすいのも特徴の一つ。スモークサーモンやローストビーフ、ハムなどをスライスするのにぴったりです。 12.骨スキ包丁 株式会社 實光 HP:https://www.jikko.jp/fs/jikko/c/honesukikaku  骨からお肉を切りはがすのに使う包丁で、「ボーニングナイフ」とも呼ばれます。刃先が骨に当たることで刃こぼれしてしまうのを防ぐため、刃が厚くなっているのが特徴です。アゴがある角形と、アゴがない丸型の二種類があり、よく使われるのは、角形の方です。  また、魚をおろしたり、頑丈なつくりから固い食材を切るのに使われることもあります。 13.筋引包丁 株式会社 實光 HP:https://www.jikko.jp/fs/jikko/c/sujihiki  肉の筋を切ったり、削いだりするための包丁です。やわらかい筋に沿って動かしやすいよう、骨スキ包丁とは反対に刃先が狭く薄いのが特徴です。そのため、食材をスライスするのにも適しており、「スライサー」とも呼ばれます。  刺身を切るときに使われることもあります。 14.刺身包丁  刺身を切るのに適しているのが刺身包丁です。一度できれいに切りきれるよう、刃渡りが長く、幅も狭くなっています。  刺身包丁は関東と関西で形や呼び方が異なり、関東では刃先が四角い「蛸引」、関西では刃先がとがった「正夫(柳刃)」となっています。現在は、関東と関西に関係なく正夫を使うことが多いです。 15. フグ引包丁  フグをてっさにするとき専用の包丁です。薄く切るために刃も薄くなっており、それがフグ引き包丁の一番の特徴です。  ただし、ほかの包丁よりも刃が薄い分、取り扱いには気を付けなければなりません。フグ以外の食材に使うのは控えましょう。 16.鰻裂き包丁 みきかじや村 HP: http://www.miki-japan.com/kitchenware/kohouchou-type/unagisaki/tk185.html  鰻を切るのに使う包丁です。地域によって鰻の捌き方に違いがあるため、鰻裂き包丁の種類も「江戸型」、「名古屋型」、「大阪型」、「京都型」に分かれ、それぞれ形が異なります。  江戸型は、切出型の刃先が特徴。名古屋型は刃が長方形の形をしており、刃先がとがっていません。大阪型は、江戸型と同じ刃先ですが、柄まで鉄になっています。京都型は鉈の形をしています。 包丁選びのポイント  包丁にはさくさんの種類があるとわかったところで、続いては包丁を選ぶときのポイントについてご説明します。 ①種類や用途 ②刃の材質 ③刃のサイズ  一つずつ見ていきましょう。 「内装業者を一括見積りで決めたい」 「開業費用を安くおさえたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< ①種類や用途  前項でご説明したように、どのような食材をどう調理したいかによって、使うべき包丁は異なります。  まずは自分のお店のメニューが、どのような食材を扱うのか、また、その食材をどのように調理することが多いのかを考えましょう。 ②刃の材質  包丁によって刃の材質も違います。鋼やステンレス、セラミック、チタン、ダマスカスなどさまざまありますが、主に使用されているのは鋼とステンレスの包丁です。 ・鋼  主に和包丁でよく使われています。切れ味が良く、研ぎやすいメリットがある一方で、錆びやすいため念入りな手入れが必要です。  同じ鋼でも「日本鋼」、「白鋼」、「青鋼」などに分かれます。日本鋼から青鋼になるにつれて性能が良くなる分、価格も上がります。 ・ステンレス  ステンレスは切れ味も良く錆びにくいのが特徴で、手入れの手間を軽減できるメリットがあります。扱いやすいため、一般家庭でも使用されることが多いです。  一方で、研ぎにくいというデメリットがあります。ステンレスのなかでも一般的なのが「モリブデン鋼」、少し高級なのが「銀三鋼」や「V金10号」、「ハイス鋼」などです。  切れ味や手入れのしやすさ、手間などを考慮しつつ選びましょう。 ③刃のサイズ  刃のサイズは、使用する食材とシーンにあわせて選びましょう。  たとえば魚をさばくにしても、大きい魚と小さい魚とではおすすめが異なります。サイズが合わないと使いにくく、きれいに切ることもできません。さらに、調理の効率も下がってしまいます。どのような食材にも対応できるよう、長めのものと短めのもの、その中間くらいのものを揃えておくと良いでしょう。  なお、同じ材質を使っていても、つくる人によって切れ味やその持ちは異なります。「良い包丁」に出会うためには、良い包丁屋との出会いがなによりも重要です。お店に行って実際に手に取ってみたり、同業者におすすめを聞いてみると良いですよ。 ★製氷機の選び方に関する記事はこちら★ 飲食店の必需品 製氷機はお店の「席数」で決めよう! 厨房機器・調理機器選びで悩んだら、開店ポータルBizに無料相談!  いまお店で使っているものや、購入を検討しているものは、食材や用途にあったものでしょうか。本記事で取り上げたもの以外にも、包丁にはまだまだたくさんの種類があります。  調理をしやすくするため、そしてなによりも、おいしい料理を提供するために、食材や用途にあった最適な一本を選びましょう。 ★業務用冷蔵庫の選び方に関する記事はこちら★ 飲食店の必需品「業務用冷蔵庫」のかしこい選び方  開店ポータルBizでは、お店にあった厨房機器や調理機器選びのほか、インフラ周りのコスト削減、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2019/01/09
  • 再来店促進・固定客化のプロモーションとは?飲食店のリピーター集客!
     「とにかく、新規のお客さまを集めなければ」。これは、お店を繁盛させたいオーナーが陥りがちな考えです。繁盛店の売上を支えているのは、新規のお客さまではありません。お店の味や雰囲気、スタッフが好きで通いつめるファン…つまり、リピーターです。  新規のお客さまを集めることに特化した集客には、かなりのコストがかかります。しかし、この集客コストも、リピーターを増やすことで削減が可能に。なぜなら、リピーターは口コミを広めることで、新たにお客さまを呼び込んでくれるからです。  一度訪れたお客さまを再来店に導き、リピーターに育てるためにはどうしたらよいのでしょうか。 「リピーター」までのフローを理解しよう  まずは、お客さまがお店を知って足を運び、通うようになるまでのフローを理解しましょう。 Step1:認知→興味  お客さまはまずお店の存在を知り、メニュー、価格、アクセスの良さなどをきっかけに興味を持ちます。  ほとんどのお店では、各媒体でお店の存在を認知させ、クーポンや値引きで興味を持たせるという、来店までの流れは完成しています。 Step2:来店→体験、記憶  訪れたお客さまは、食事、スタッフの対応、店内で過ごす時間など、さまざまな体験をします。この体験を通して、お店が提供する価値に共感してもらうことが、再来店のきっかけとなります。  あたたかい接客、盛り付けのうつくしいデザートなど、ひとつでも「また、あのお店に行こう」と思い出してもらえる記憶を作らなければなりません。 Step3:再来店→固定客化  一般的に、新規のお客さまのうち、2回目に来店してくれる方の割合は40%ほどと言われています。しかしこれは、Step3の体験や、「また行きたい」と思える価値を提供できなかった場合です。  そして、2回来店した方の3回目の来店率は80%、3回来店した方の4回目の来店率は90%にまで上がるというデータも。つまり、2回目の来店にさえつなげられれば、そのお客さまがリピーターになってくれる可能性は十分にあるということです。 リピーターづくりは来店前から  再来店を促し、リピーターになってもらうためのプロモーションを、先ほどのフローに当てはめて考えていきましょう。 ★飲食業界人必見!集客コラム★ ミシュランガイドの歴史・調査員・星の獲得方法・集客効果・秘密について徹底的に調べてみた Step1:認知→興味の段階でお店がやるべきこと 「お店ならではの体験をアピールする」 ⇒「コーヒー1杯無料券」「〇%OFF券」などは、よく集客に使われるクーポンです。しかし、ただお得なだけでは、目的を持ってお店を探している(=リピーターになる可能性が高い)お客さまの心は掴めません。お店の存在を知ってもらう段階では、安さではなく、そのお店ならではの「体験」ができることをアピールしましょう。  ドルチェのおいしいパスタ専門店なら、「パスタをご注文の方には、イタリア産マスカルポーネを使った当店自慢のティラミスをプレゼント!」など、いち押しのメニューを無料で味わってもらうのもいいですね。「このお店に行けばこれが食べられる」「こんなことができる」という提案は、来店を迷うお客さまの背中を押してくれます。 Step2:来店→体験、記憶の段階でお店がやるべきこと 「記憶に残るうれしいサービスでもてなす」 ⇒リピーターを育てるためのプロモーションは、「来店してから」が本番です。上記で説明したお店ならではの体験に加え、記憶に残るうれしいサービスを提供しましょう。冬であれば、ブランケットを用意する、温かいスープをサービスするなどの工夫ができます。  「料理は楽しんでいただけましたか?」「空調の温度はいかがですか?」とさりげなく話しかけたり、丁寧にお見送りをしたりすると喜ばれます。「来月は旬のかぼちゃを使ったグラタンが出ますので…」と帰りぎわにひとこと、案内を添えるのもよいでしょう。  同じような業態であれば、お客さまは少しでもうれしい思い出の多いお店を選びます。「カフェに行くならあのお店だな」と、真っ先に思い出されるお店になりましょう。 Step3:再来店→固定客化の段階でお店がやるべきこと 「お客さまとコンタクトを取り続ける」 ⇒リピーターがつかないお店は、「お客さまに無関心」です。2度、3度と来店してくれたからといって何も働きかけずにいると、離れてしまうお客さまもいます。  2回目以降の来店時には、「メールマガジン・ダイレクトメールへの登録」をすすめてみましょう。新メニューのお知らせや、特典のご案内などとともに、あいさつを送るのです。定期的なあいさつがお店を思い出してもらうきっかけとなり、お客さまとのつながりを保ってくれます。開店ポータルbizでは効果的にお客さまとコンタクトをとれるツールをご提案しているので、気になる方はこちらからご連絡ください。  何度も来店してくれるようになったら、その人のざっくりとしたプロフィールや好きなメニューを覚えて、気軽に話しかけてみるのもいいですね。お店やスタッフへの親近感が増し、ますますお店を好きになってもらえますよ。 リピーターはお店のファン!大切に育てて安定した経営を  新規のお客さまを集める努力をするのも、大切なこと。しかし、ある程度お店が認知されてきたら、一度来てくれたお客さまをリピーターに育てることに目を向けましょう。 ★スタッフ育成についてはこちらの記事がおすすめ★ 従業員が辞めないカフェが実践しているスタッフ・アルバイトの育成方法  ここでしかできない体験を通して、お店が提供する価値を感じてもらうこと。「また行こう」と思い出してもらえる記憶を作ること。そして、定期的なあいさつや日々のコミュニケーションで、つながりを保ち続けること。これが、再来店を促進する秘訣です。  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった「店舗の集客方法」に関するご相談を無料で承っています。また、姉妹サイト開店ポータルへの無料掲載にご興味のある方からのお問い合わせも大歓迎!詳しくは下記フォームからお気軽にご連絡ください。
    開店ポータル編集部
    2019/01/06
  • 従業員を雇うときに提出しなければならない届出は?
     お店を開業するときには、さまざまな届出が必要になります。  その中でも重要なのが、従業員を雇う際の届出です。個人営業ならば提出する必要はありませんが、従業員を雇う場合は、必ず税務署やハローワーク等に届出を提出しなければなりません。 必要な届出の提出先は?  従業員を雇う際に必要な届出の提出先は大きく分けて、下記の4つです。 ①税務署 ②労働基準監督署 ③ハローワーク ④年金事務所  それぞれの場所で、必要な書類があります。一つずつ確認していきましょう。 1.税務署に提出する届出  まずは税務署に提出する届出です。 1.青色事業専従者給与に関する届出書  … 家族や親族を専従者として経費扱いにするためのもの 2.給与支払事務所等の開設届出書 …従業員の所得税を管理するためのもの 3.源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 …従業員9人以下の場合、毎月の納税を年間2回にするもの  このほかにも、開業時に必要な個人事業の開業届出書など税務署に提出する届出はありますが、今回は従業員を雇う場合なので割愛します。 飲食店開業のために必要な手続き【税務署編】はコチラ>> 1.青色事業専従者給与に関する届出書 ※従業員に家族や親族がいる場合のみ  特別控除が受けられる青色申告を使い帳簿を付けている場合、家族や親族の給与を専従者として経費にすることができます。家族経営をしている店舗にはメリットがある届出です。  家族や親族を従業員にしない場合は提出する必要はありません。条件は下記となります。 ・青色申告者と生計を同一にする親族であること ・当該年度の12月31日に15歳以上であること ・青色申告者の事業に、6カ月を超える期間専従していること  親族の範囲は6親等以内の血族、3親等以内の姻族です。専従者給与に、上限はありません。ですが、高すぎると申請が通らない場合もありますので常識の範囲内で設定しましょう。 個人事業主が知っておくべき【白色申告】と【青色申告】 その違いとは?はコチラ>> 2.給与支払事務所等の開設届出書  従業員の所得税を預かり、収めるための届出です。従業員の雇用形態を問わず、提出しなければいけません。  開業時の従業員は開業届に記入することで問題ないこともありますが、各税務署で対応が異なる場合があります。該当する税務署に確認をとりましょう。 ※国税電子申告・納税システムのウェブサイトe-Taxにて電子申請が可能です。 3.源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 ※従業員数が9人以下の場合のみ  基本的にお店で雇っている従業員の所得税は、源泉徴収として毎月天引きし、収めることになっています。  しかし、従業員数が9人以下の店舗では、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書を提出することで簡略化することが可能です。 ※国税電子申告・納税システムのウェブサイトe-Taxにて電子申請が可能です。 2.労働基準監督署に必要な届出  労働基準監督署に提出する必要があるのは、労働保険に関する届出となります。 1.労働保険関係成立届  …初めて従業員を雇い労働保険に加入するためのもの 2.労働保険概算保険料申告書 …1年間の従業員労働保険料を申告するためのもの  下記では、ほとんどの事業で利用されている一元適用事業(労災保険と雇用保険の手続きを一括で行う方法)で必要な届出を説明します。   1.労働保険関係成立届  初めて従業員を雇い、労働保険に加入する際に必要な届出になります。  労働保険は労災保険と雇用保険のことを表し、労働保険は短期アルバイト1人であっても加入対象となります。 ※電子政府の総合窓口e-Gov(イーガブ)にて電子申請が可能です。 2.労働保険概算保険料申告書  今年度従業員に支払う予定の賃金総額を記入します。保険料を概算して申告しましょう。 ※電子政府の総合窓口e-Gov(イーガブ)にて電子申請が可能です。 3.ハローワークに必要な届出  ハローワークでは、主に雇用保険に関する届出を提出します。 1.雇用保険適用事業所設置届  …従業員を雇用保険に加入させるためのもの 2.雇用保険被保険者資格取得届 …従業員を雇用保険に加入させるためのもの   1.雇用保険適用事業所設置届  従業員を雇用保険に加入させるために必要な届出の1つです。保険関係成立届の提出後にこの届出をハローワークに提出します。  雇用保険は週20時間以上、31日以上働く見込みのある人が対象になります。従業員を雇用した日の翌日から10日以内に提出する必要があります。 ※電子政府の総合窓口e-Gov(イーガブ)にて電子申請が可能です。 2.雇用保険被保険者資格取得届  こちらも従業員を雇用保険に加入させるために必要な届出になります。設置届と同じく従業員を雇用した日の翌日から10日以内に提出する必要があります。 ※電子政府の総合窓口e-Gov(イーガブ)にて電子申請が可能です。 4.年金事務所に必要な届出  年金事務所には、社会保険の手続きに必要な届出を提出します。  個人事業主での飲食店の場合、法定外業種になるため従業員を強制的に加入させる必要はありません。  その上で社会保険に加入するため必要な届出としては、下記があります。 1.健康保険・厚生年金保険の新規適用届  …従業員を社会保険に加入させるため 2.新規適用事業所現況書 …従業員を社会保険に加入させるため 3.被保険者資格取得届   …従業員を社会保険に加入させるため 4.健康保険被扶養者(異動)届 …従業員に扶養家族がいる場合のもの   1.健康保険・厚生年金保険の新規適用届  社会保険に加入するために必要な届出です。ハローワークに直接持ち込むのはもちろん、電子申請することも可能です。個人事業主の飲食店等では加入義務はありません。  なお、パートやアルバイトを社会保険に加入させるためには5つの条件が必要になります。 ① 週の労働時間が20時間以上 ② 月の賃金が8.8万円以上 ③ 1年以上働く見込みがある ④ 従業員501人以上、それ以下の場合は従業員の半分以上と事業主が社会保険に加入することを合意している場合 ⑤ 夜間や定時制の学生である場合 ※電子政府の総合窓口e-Gov(イーガブ)にて電子申請が可能です。 2.新規適用事業所現況書  新規適用届を提出する際、一緒に提出する届出になります。自治体ごとに提出する必要があるか違います、ご確認ください。 3.被保険者資格取得届  こちらも社会保険に加入する条件を満たした従業員を雇う場合に提出が必要な届出です。 ※電子政府の総合窓口e-Gov(イーガブ)にて電子申請が可能です。 4.健康保険被扶養者(異動)届  新たに雇った従業員が健康保険に加入し、更にその従業員に扶養家族がいる場合に提出が必要な届出です。  被扶養者の条件として配偶者、祖父母、父母、子、孫、配偶者は被保険者と必ずしも同居している必要はありませんが、3等身内の伯叔父母や甥姪に関しては同居している必要があります。 ※電子政府の総合窓口e-Gov(イーガブ)にて電子申請が可能です。 各種届出の提出期限は?  最後に各届出の提出期限についてまとめました。確認用にお使いください。 1.税務署 ①青色事業専従者給与に関する届出書  ⇒開業日から2か月以内 ②給与支払事務所等の開設届出書  ⇒給与の支払いから1か月以内 ③源泉所得税の納期の特例の承認  ⇒必要な時に随時行う 2.労働基準監督署 ①労働保険関係成立届  ⇒雇用してから10日以内 ②労働保険概算保険料申告書  ⇒雇用してから50日以内 3.ハローワーク ①雇用保険適用事業所設置届  ⇒雇用してから10日以内 ②雇用保険被保険者資格取得届  ⇒雇用してから10日以内 4.年金事務所 ①健康保険・厚生年金保険の新規適用届  ⇒従業員が5人以上になった日から5日以内 ②新規適用事業所現況書  ⇒従業員が5人以上になった日から5日以内 ③被保険者資格取得届  ⇒従業員が5人以上になった日から5日以内 ④健康保険被扶養者(異動)届  ⇒従業員が5人以上になった日から5日以内 適切な届出の提出を心掛けて  従業員を雇うのには、多くの届出が必要なことが分かります。個人で営業する飲食店であれば、社会保険の加入義務が無いこともおさえておきましょう。  どの届出も提出忘れや記入ミスがあると、面倒な手続きをとらなければならないケースに発展してしまうこともあります。トラブルを避けるためにも、きちんと届出を把握し、円滑にすすめられるよう準備しておきましょう。  
    開店ポータル編集部
    2019/01/02
  • 売上が落ちた店が経営を立て直すためにすべき2つのこと
     飲食店を経営するうえで、どのように売上をのばしていけばいいのか、日々頭を悩ませているオーナーも多いでしょう。平成28年に厚生労働省が発表した調査によると、前年度よりも売上が減少している店舗はなんと50%にのぼります。  要因としては、国民全体で節約意識が高まっていることや大手の大規模資本におされ、価格で勝負するのが難しいことなどがあげられます。日々の売上は右肩あがりであるに越したことはありませんが、そうもいかないのが現実です。では、この現状のなかで売上をのばしていくために、お店は一体、何をすべきでしょうか。 売上が落ちたら、まずすべきこと  「さいきん売上が落ちてきたな…」そんな悩みが出てきたら、まずは以下の2点を見直しましょう。ほったらかしにしていても悩みは解決しません。「なぜ売上が落ちたのか」。その要因を探ることが、この悩みを解決に導きます。 ①マーケットを見直す ②自店の営業姿勢を見直す  一つずつ見ていきましょう。 ①マーケットを見直す  まずは、マーケットの見直しです。売上が伸び悩んでいる背景には、どのような問題があるのかを確認しましょう。 ■競合店を知る  まずは、店舗周辺の市場を調査する必要があります。  対象の競合店を以下の方法で探し出し、リストアップしてみるといいでしょう。   ① 飲食業界に従事する友人、知人にヒアリングする ② 食通の友人、知人にヒアリングする ③ グルメ情報サイトで、3.5以上の評価をもらっていて、かつ自店とコンセプトが近いもの  調査をする順番もこの順になります。信頼できる知人や友人が直接見聞きして得た情報は貴重であり、参考になる点も多いです。このような情報は、実際に本人が体験して入手しているものなので信頼性も高いですよね。  自分で訪れて良い印象を受けたお店は、口コミサイトで他の人からどのような評価をもらっているのか、確認してみることも大切です。どんな口コミが書かれているのか、評価は高いかなど、具体的な情報もしっかりインプットしておきましょう。   ■周辺の環境や時代の変化を確認する  また、周辺の環境や時代の変化が要因となることもあります。 周辺環境の変化としては、 ①新しい駅ができた ②工場やオフィスビルの撤退により、客層が変わった ③近くに新しくライバル店ができた などが挙げられます。  開店前にしっかりとエリアマーケティングを行っていても、周辺の環境が変化することで、売上が落ちることもあります。改めて周辺環境の見直しを行いましょう。 「集客に悩んでいる」 「資金繰りが上手くいかない」 「固定コストを下げたい…」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 2.自店の営業姿勢を見直す ■欠点を見直し、改善することに努める  自店についても分析しましょう。お店の売上が低下してしまった場合、多くのオーナーは以下のような対策を立てることが多いです。 ① 商品の値上げ ② 商品の値下げ ③ メニューを増やす ④ 営業時間延長 ⑤ 人員削減  しかしながら、商品の価格やメニュー数を変更したからといって必ず売上を伸ばせるとは限りません。来客数を増やしてお店の売上を回復させるには、効率の良い業務が出来る体制を整えておく必要があります。  メニューは主力商品を中心とした品ぞろえになるように絞り込み、営業時間に関しては人時売上高を考慮する必要があります。商品の価格を変更するのではなく、料理や接客の質を向上できるよう見直すことが大切です。 「デリバリービジネスに興味がある」 「SNS集客に力をいれたい!」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 悩んだら、まずは開店ポータルBizに無料相談しよう  売上が低下してきたと感じたら、自店の状況について内外から分析してみましょう。状況を分析することで、劣っているところ、優れているところが見えてきます。他店の営業スタイルで活かせそうなポイントがあったら、取り入れない手はありません。  何が無駄で何が必要かを客観的に分析することが、売上の回復、そして今後お店を発展させていくことにつながっていきます。 ★関連記事★ 利用者の多い人気グルメサイト大手4社を徹底的に比較してみた【ご相談無料】 ★関連記事★ 飲食店経営者にすすめたいInstagramの活用法と集客に効果的なツール  開店ポータルBizでは、店舗運営にかかるコスト削減のほか、資金調達サービス、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2019/01/01
  • 飲食店がインターネット環境を整えるメリットとは?
     ノートパソコンやタブレット、スマートフォンの普及により、外出先でインターネットを利用する人も多くなってきました。いまやインターネットはなくてはならないもの。これに伴い、飲食店に求められているのがインターネット環境を整えることです。  インターネット環境を整えることは、お客様にとってはもちろん、店舗にとってもさまざまなメリットがあります。 予約システムの導入で回転率UP!  インターネット環境を整えれば、予約システムの導入が可能です。お客様がいつでも空席の確認や予約をとれる状況にしておくことで、店舗側はお客様を取りこぼさずに済みます。  さまざまな予約システムがありますが、特におすすめなのは予約台張システム「ebica」。操作もとても簡単で、予約管理にかかる手間を大幅に減らすことができます。 集客・売上・顧客満足度をアップさせる「ebica(エビカ)」の仕組み ネットワークカメラで防犯対策もできる!  防犯カメラとしてネットワークカメラを設置することもできます。  一般家庭やオフィスに比べれば飲食店の窃盗被害件数は少ないですが、万が一に備えて防犯対策用に設置しておくと良いでしょう。  また、防犯機能だけではなく、日々のお客様の入り状況の確認や従業員の不正監視などといった経営分析やスタッフの教育に役立たせることもできます。  厨房に設置すれば食品の取扱いの安全性をお客様にアピールしたり、店内イベントをライブ中継することも。使い方次第でさまざまな効果が得られます。   「飲食店におすすめの防犯カメラってどれ?見積もりも欲しい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<<   飲食店におすすめの防犯・監視カメラとは? POSレジの導入で売上分析も楽々!  POSレジとは、会計時に生じる金銭のやり取りの情報を記録、集計するシステムを完備したレジのことです。  たとえば、一番良く出るメニューはなにか、一番混む曜日はいつか、一番売上が良いのはどの時間帯なのかなど、細かな情報を知ることができます。  お客様の傾向を把握できれば、メニュー作りやキャンペーンの開催、従業員のシフト調整など店舗経営に役立てることもできますよね。  POSレジは無料のものから、サポートが充実した月額サービスのものまで幅広くあります。プリンター1台あれば明細書の発行も可能で、スペースも取りません。カードリーダーを導入すればクレジットカード決済にもすぐに対応できます。海外からの観光客が訪れても、支払いがスムーズに済むので安心ですよ。   飲食店経営に特化したPOSレジ導入でレジ業務を効率化しよう インターネット回線選びで悩んだら開店ポータルBizに無料相談!  インターネット環境を整えることでお客様満足度の向上にくわえ、業務効率や集客アップなど、さまざまなメリットがあることがわかりました。  お客様に快適に過ごしてもらうためにも、よりお店を繁盛させていくためにも、インターネットの導入は必須といえます。 法人・個人に人気の光回線15選!【ご相談無料】  開店ポータルBizでは、お店にあったインターネット回線のご提案をしています。気になる方は下記より、お気軽にお問い合わせください。
    開店ポータル編集部
    2018/12/31